~5年夏を制する者は受験を制す?~
中学受験では「小6の夏=天王山」とよく言われますが、実はその土台となるのが“小5の夏”です。
5年生の夏は、すでに主要単元の基礎が出そろい、塾のカリキュラムも本格的に応用レベルに入ってきます。そのため、今までの“なんとなく理解している”状態では対応できず、弱点があればすぐに表面化してしまいます。
つまり、小5の夏は「これまでの総点検+土台固め」の最大のチャンスなのです。

「夏休み準備」として3つ考えてみました。
①【学習計画の設計】~意外に40日は長いなと~
夏休みの学習量は、普段の何倍にもなります。塾の夏期講習、宿題、復習、過去問(早い子はやります)などが入り乱れ、「何をいつやるのか」を明確にしないと、すぐにペースが崩れます。
普段が週単位でくるくると回っているので、それに比べると親としてもちょっとテンポがつかみきれないのが正直なところです。
②【苦手分野のあぶり出しと対策】
夏は「弱点克服」の最大チャンス。
塾のテスト結果やノート、日々の小テストから、どこが“あいまい”で、どこが“完全に抜けているか”を整理します。
うちの場合、上期途中でクラスが上がっているので上がる前のクラスについては演習量が少なくなっているので、そこの補強はしておきたいと思っています。
③【得意分野を伸ばす】
なぜか社会はよく勉強するし、よく結果も出してくるので地理総復習を兼ねて、上のクラスの問題までざっとさらってしまおうかと思っています。子供にとって好きな科目というのは不思議なもので、ほっといても勝手に勉強します。
科目別・夏に取り組むべき勉強のポイント
◆算数:とにかく“基礎の徹底”
一時期悲惨だった計算ミスは、ここ最近は減ってきました。さすがにこれだけ問題を解いてくれば、それなりに力がついてくるものかと。ただ、意外にも基本問題でつまづくところが残っていたりするので、基本は反復して徹底しようかと思っています。もう淡々基本問題→演習問題の反復基礎、といった具合に。
あとうちは、単位がいつまでも苦手。かさや距離はもちろん、0.5時間を分に直すことも怪しいまま・・・。
◆国語:漢字と語彙力は何とかしたい。願わくば読書まで。
四谷大塚の場合、語彙はタブレット学習があるのでひたすらやらせようかと思っています。漢字はひたすら反復してやり続けるのみ。
読解問題については小さいころから読書が好きだったことが良かったのか、実はあまり苦労せずに過ごしてきました。一方でこれからどうやって伸ばしていこうかは悩みだったりしますが、どこかで見たコメントを受けて、精読という意味で、音読させて文章を読ませるようにしてみようかと思います。ただ、経験的に音読して読むと確かに理解は深くなるんですが、試験中に黙読するときちんと読めなくなるというのは私も経験したことあるので、そこはバランス次第ですね。
ご参考までにおすすめ読書の一例
◆理科:目で見る?
理科ほど百聞は一見にしかずな教科はないですが、なかなか実体験させることは難しいものです。おすすめサイトで見つけた情報なので、効果は未知数ですが、NHK for Schoolをコツコツと眺めるくらいはさせてみようかと思います。
◆社会:背伸びして資料問題を読む練習
地理の暗記は勝手にやってくれるタイプなのであまり心配してないですが、グラフの読み方や記述問題というところについては、意識的に問題を解かせるようにしようかと思っています。暗記ではない社会の世界って、結構難しいですし、記述式ではまだまだ幼い表現も多くなりがちなので。
「一人でやらせない」夏の学習が、6年に活きてくる
夏休み、子どもが勉強していると、親は「自分でできるようになってほしい」と思いがちです。でも小5の夏は、まだ“伴走型”で寄り添う時期と腹をくくっています。苦手を一緒に分析し、復習のやり方を教え、計画の進み具合を見守る。
まわりの子と差をつけられてしまうと正直しんどいという後ろ向きな理由もあります。6年生になるともう合不合判定テストがあったり、志望校を具体的に考え始めたりと立て続けにです。5年後半の単元に集中できるように、この夏を充実したものにしていきましょう!!