スキログ|忙しい毎日でも“好き”を大切にする雑記ブログ

雑記ブログなのでまとまりはないですが、思いついたことを思いついたままにつづりたいと思います。日記というよりは読者の方の何らかのためになる記事を書きたいと思います。

【読書】「人生後半の戦略書」を読んで考えたこと

~アラフォー、節目に差しかかって~

アラフォーという年齢を迎えて、ふと「この先のキャリアってどうなるんだろう?」と考えるようになりました。
ちょうど職場を異動したタイミングでもあり、以前よりも時間に余裕ができたのも大きいです。仕事内容も変わり、これまで積み上げてきた延長線ではなく、少し違った視点からキャリアを見直す必要が出てきました。そんなときに手に取ったのが、アーサー・C・ブルックスの『人生後半の戦略書』でした。アウトプットの一つとして感想を書いてみたいと思います。

 

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年齢を重ねても成長できるという発見

本書の大きなテーマのひとつが、「流動性知能」と「結晶性知能」という考え方です。
若い頃は、新しいアイデアを生み出したり、頭の回転の速さを活かしたりする「流動性知能」が強みになります。でも年を取ると、どうしてもその力は衰えていくもの。私は正直、年齢を重ねることは「できないことが増える」ということだと、どこかで割り切っていました。

しかし本書では、年齢とともにむしろ強まっていく「結晶性知能」に目を向けるべきだと語られています。これは経験や知識を組み合わせて深い知恵として発揮する力で、後半戦の強みになるという考え方です。

これは私にとってとても前向きな発見でした。つい過去の成功体験にしがみつき、「あの頃に戻りたい」と思ってしまうこともあります。でもそれに折り合いをつけて次のステップへ進む道を示してくれます。実際に行動に移すのは簡単ではありませんが、「こういう生き方もあるのか」とイメージできたのは大きな収穫でした。

 

削る美しさと、積み重ねる美しさ

もうひとつ印象的だったのが、故宮博物館の話です。
東洋と西洋の美学の違いを紹介している部分で、東洋では石や木を「削って残す」ことで形をつくります。一方、西洋ではキャンバスに「足していく」ことで作品を完成させる。音楽にもその違いは表れていて、西洋のオーケストラは音を積み重ねて壮大な曲を作るのに対し、東洋の能は音を研ぎ澄まし、ほとんど音のない静けさの中で美を感じます。

「もっと足さないと価値が下がる」と、無意識に思い込んでいた気がします。キャリアでも趣味でも、「もっと実績を積まなきゃ」「もっと増やさなきゃ」と焦る感覚が常にありました。でも、それは“継ぎ足さないと輝きを失う”という恐怖心にとらわれていたのかもしれません。

削ることで残る美しさがある。足し算ばかりでなく、引き算の発想こそ、これからの自分に必要なのかもしれない。そう思わせてくれるエピソードでした。

違う進み方を模索する

本を通して強く感じたのは、「これまでと同じ進み方ではなく、新しい進み方を模索する必要がある」ということです。
成果を積み上げていくことで安心感を得てきた自分にとって、これは大きな気づきでした。これからは少し違う取り組みを生活やキャリアに混ぜてみたい。そうすることで新しい意義や達成感に出会えるかもしれない、と。

もちろん、いきなり大きな変化は難しいです。でも、小さな試みを積み重ねれば、やがて自然と次のステップが見えてくるような気がします。

 

後半戦のテーマは「アウトプット」

これまでと同じように「自分を高める」ことも大切にしたいと思います。ただ、それだけではなく、これからは「アウトプット」にも挑戦してみたい。社会や人とのかかわりを通じて、自分の経験や考えが少しでも誰かに影響を与えられたら――そんなことを人生後半のテーマにできたらと思うのです。

 

(前回の読書メモ)

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正直、まだ具体的に何をするかは決まっていません。でも『人生後半の設計書』を読んで、「後半戦は違う形で力を発揮すればいい」という視点を持てたのは、とても大きな一歩でした。

読んでくださったみなさんは、自分の人生後半をどんなふうにデザインしたいですか?

まとめ

『人生後半の設計書』は、単なる自己啓発本というより、人生後半をどう生きるかを考えるためのヒント集のような一冊でした。過去にしがみつくのではなく、これからの強みをどう活かすか。私自身も、この本をきっかけに新しい生き方を模索していきたいと思います。

 

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。
この記事が少しでも「便利」と「日常」の関係を考えるきっかけになればうれしいです。